誰も言わなかった薪ストーブの話

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イメージだけで買っちゃダメ!

『薪ストーブは自然環境に優しい暖房器具。燃料となる薪は、再生可能だし、時には知り合いの造園業者から無料でもらうこともできる。遠赤外線の輻射熱はとても暖かく、家全体を暖めることができるし、体も芯から暖まる。ゆらめく炎は精神的なくつろぎを与えてくれ、家族が笑顔で薪ストーブの周囲に集う。ストーブトップでは今日の夕食がコトコトと音を立てて煮えている……』

よくある薪ストーブのイメージです。どれも正しくその通りだと思います。

ゆらめく炎は、何故か人を落ち着かせてくれます。薪のはぜる音、木の香り…そんな薪ストーブのある生活は、ひと昔前まで、誰もが夢見るものでした。それがここ数年、単なる『夢』ではなく、非常に身近で現実的なものとなってきました。薪ストーブが見直される原因はいろいろあると思いますが、地球温暖化に対する人々の危機感と、それに伴う自然志向の高まりが大きく影響しているように思います。また、このところの原油高騰も一因かもしれません。

人気が高まるのは薪ストーブファンとしては歓迎すべき状況です。しかし、イメージだけが先行していないでしょうか? 私が冒頭に書いた文章には、実際の使用にあたっての情報が、全く欠如しているのです。気付きましたか?

売り手側は当然販売することが目的なので、精神的なくつろぎや暖かさばかりを強調し、薪ストーブのマイナス要因には口を閉ざしがちです。

中にはメーカーの者でも、薪ストーブを使っていないことすらあります。

薪ストーブについては、インターネットや雑誌で調べることもできます。しかし注意しなければいけないのは、ウエブ上での論客も、自分の使っているストーブの特徴しか知らないということ。「1年間で使う薪の量はこのくらいです。煙突そうじは5年もやっていません」──と書いてあっても、
それはその家の、その薪ストーブの場合だけ。あくまでも参考例の一つなのです。

では、情報が氾濫する中、自分で使ったこともない薪ストーブを、どうやったらあなたは正しく選べるのでしょうか? それには、あなたの暮らしそのものを検証してみること。そしてあなたの暮らしに合った薪ストーブを選ぶ手伝いをし、アドバイスしてくれる販売業者と出会うことがとても大切なのです。

今、薪ストーブを導入するほとんどの人は、ホテルやペンション、友人宅などで見た事があるだけです。そして雑誌広告やカタログの写真のイメージだけで購入してしまう場合もあります。
しかしイメージ先行の買い物には、必ず後悔がつきまといます。
まずは、薪ストーブについての基本的な情報を、しっかり知っておきましょう。